今年の年始に本を読んだことを記事にチラッと書いたのですが、『タープ博士のトレード学校 ポジションサイジング入門』についての感想と評価です。
お正月休みに読んでいたのは、こちらの本↓
私も「オススメされた本だから読んでみるか! 」っていう軽いノリだったので、「ポジションサイジングってなに?」「タープ博士って誰?」という具合でした。
しかし、読んでみたら『なるほどっ!』と思える部分がたくさんあり、『早速今後のトレードに活用せねばっ!!』となりました。
初めからポジションサイジングについて知りたいと思っている方は、アマゾンのレヴューにも書いてある通りガッカリするかもしれませんが、
- これから本格的にトレードに参加する人
- ポジションが大きすぎて自滅したことがある人
- 利食い・損切り、自分の心理コントロールが苦手な人
にとっては間違いなく役に立つ本です。
(私は昨年末に自滅した人なので、きっと役に立つと思って読みました)
本の著者はトレーダーではありませんが『人間という名の動物』に関するプロです。
本の内容も説得力がありますし、いままでの自分が『いかに甘っちょろい考えで相場に参加しようとしていたのか』を思い知らされました。
内容の大部分は『稼ぐことを考えたり、トレードスキルを追い求めたりする前にやることがあるでしょ!!』というお話で、良い意味でタイトル詐欺の本だったと思います。
もちろんポジションサイジングについても著者のデータに基づく持論が記載されており、練習問題も載っていました。
私はこの練習問題でコテンパンにヤラれてしまったわけですが、自分の考えの足りなさを客観的に見なおすキッカケになったとおもいます。
ポジションサイジング入門の内容を実践
実は、この本には「トレーダーとして生活費以上の金額を稼ぎたいんだったら、これくらい出来るよね?」みたいなことが書いてありました。
そのように書かれたら私も黙ってはいられないので、さっそく本の内容を実践中です。
実践したことでのトレードへの効果ですが、「う〜ん、まだ何とも言えない」という段階。
ただし、
- 昨年よりも損切りが躊躇なく出来るようになってきた
- 株価に一喜一憂することが少なくなった
という効果は出始めています。
今後も実践していくことによってかなりの効果が期待できそうなので、定期的に読み返しながら内容を実践していくつもりです。
本書は
- チャート
- ファンダメンタルズ
- 材料(ニュース)
などなど、あらゆる情報を参考にしながらトレードしてきて、それでも成果が出なかった人に読んでもらいたい一冊です。
なぜあなたがトレードで成功できないのか?
その本質的で根源的な理由を明らかにしてくれます。
また、
- 心の底から、現状を変えたいと思っている!
- 一時的に上手くいっても、すぐにマイナスに転じてしまう
- ストレスや不安になることなく、安心してトレードできるようになりたい
こういう方にもおすすめです。
専業トレーダーやプロトレーダー達が必ず一度は行うべき儀式を知ることもできるので、本気でトレードを極めたいとお考えの方は、いますぐ購入してすぐにお読みください。