株式投資の勉強をしていると『ファンダメンタルズ』という言葉に出くわすことがあります。

 

ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態を表す指標となる数値で、「経済の基礎的条件」とも言われており、経済成長率、物価上昇率、財政収支、あるいは売上高や利益といった業績や資産、負債などの財務状況のことです。

そして、国や企業の運営状況を知るうえでも重要な指標となります。

 

また、ファンダメンタルズをもとにして株価や為替の値動きを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。

しかし、ファンダメンタルズの内容はすぐに市場価格の上下に影響しないものが多いため、長期投資をしない人にとっては全く縁のない情報とも言えます。

 

特に、2007年頃から世界中の金融市場を混乱に陥らせた『サブプライムショック』やそれに波及する『リーマンショック』により株価が暴落した時のように、業績が良い企業の株価でも暴落することがあるので、個人的にはファンダメンタルズを勉強しても勉強に見合う成果がついてこないことが多いように思います。

リーマンショック

 

私自身、チャートパターンだけを考慮したスイングトレードを投資スタイルにしているので、ファンダメンタルズを考えてトレードしたことがありません。

「ファンダメンタルズが良いから株を買う」とか、「ファンダメンタルズが悪くなってきたから売却する」といった取引経験がないわけです。

 

どんなに割安であっても、どんなに業績が良くても暴落する時は暴落するし、反対に、割高株が値上がりして行くこともあります。

ファンダメンタルズだけを気にしても仕方ないし、他の指標を参考にしたとしても、それらの指標に当てはまらない株価の変動を示すのが、トレードの面白い所ですね。

 

また、日本経済や海外経済の雲行きが怪しくなってきたら、チャートやファンダメンタルズに頼らず、とりあえず逃げるという選択肢も持っておくことが大事です。

 

「◯◯ショック」みたいな時の株の暴落はホントに酷いです。良い大人が本気で泣けます。経済に対する不甲斐なさというか、自分の無力さに涙がでます。

 

ファンダメンタルズ等の業界の理屈が通じないのが金融相場です。

こればっかりは変えられないので、投資家は「危険を察知したら逃げる嗅覚」も常に研ぎ澄ましておきたいですね。