スワップ金利(スワップポイントとも呼ばれています。 利益を出す方法について解説しています。
初心者にも理解しやすいオーソドックスなトレードなので、しっかりと理解しておきましょう。
金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買うというトレードをすると、金利差を受け取ることができるという仕組みです。
例えば、円を売って1万ドルを買うとき、アメリカの金利は4.75%、日本の金利は0.5%だとします。
4.75%?0.5%=4.25%がスワップポイントになります。
1万ドルが1年で425ドル、1ドルが100円だとすると、日本円で42,500円となります。
これを日割りで計算すると、42,500円÷365日=約116円/日となります。
つまり、1日あたり約116円を受け取ることになります。
スワップポイントは毎日変動します。外為業者は通貨ペアごとに一律のレートを設定していることがほとんどで、業者ごとに多少の違いがあります。
FXでは、買った通貨と売った通貨の金利差の調整が毎日のように発生します。金利が高い通貨に投資することで、スワップ金利を稼ぐわけです。これを毎日の収入源として利用している人も多いです。
この運用方法は「スワップ運用」とも呼ばれており、FXを始める初心者にはオーソドックスな取引方法です。
スワップポイントが高い業者を選ぶことが基本です。
信頼性が高く、サポート体制がしっかりしている会社を選ぶことが重要で、1000通貨単位での取引が可能な会社もあるので、少額投資に挑戦してみたいという方にはおすすめです。
スワップ金利で利益を得るためには、その通貨を長期的に保有する必要があります。ポンドや豪ドルなどの高金利の通貨を買って、スワップ金利と為替差益の2つを狙うのもいいでしょう。
しかし、このような高金利の国の通貨を買ったとしても、リスクはあります。
スワップ金利を狙っている場合、為替レートの変動の仕方によっては損をするリスクがあることを知っておく必要があります。
例えば、ニュージーランドドルは金利が高いため、日本の投資家に人気があります。
しかし、そもそもニュージーランドドルの市場規模はそれほど大きくないため、大きな注文が発生すると為替レートが一方向に動きやすくなります。
高金利通貨を保有していると、スワップポイントを獲得できるという安心感から、為替レートの変動で多少損をしても「すぐに戻ってくる」と期待しやすくなります。
急激な円高になった場合には、今まで貯めていたスワップポイントを一気に失ってしまう可能性もあります。くれぐれも気をつけましょう。





























