デモトレード」で成功したからには、「初心者相場から抜け出して本番のトレードを始めたい!」と焦るのも無理はありません。
デモトレード」で成功しても、実際のトレードでは成功しない人が多いのが現実です。
真面目なトレーダーほど勝てず、のんきなトレーダーが勝ってしまったのです。つまり、「デモトレード」で成功しない人は、本番のトレードでさらに成功しない可能性が高い。ということです。
では、なぜ「デモトレード」で成功した人でも、「リアルトレード」では成功しない人がいるのでしょうか?
デモトレード」で成功できる人は、「早く儲けたい」という強い願望を持っていないということです。
早く稼ぎたいという欲求が強すぎると成功しません。
では、なぜ「早く稼ぎたい」という欲求が強すぎると成功しないのでしょうか?
このような場合は、どうにかして相場から利益を出したいという欲求が強くなります。
その結果、上昇していくのです!と思って買ったものが下がってしまったとしても、買ったものが利益の方向に動く…という気持ちが強くなり、なかなか売れなくなってしまいます。
また、上昇ムードに取り残されたくないという気持ちから、上昇しているものを買った途端にピークを迎え、そこから下降していくことも珍しくありません。
相場は論理的に動いているのではなく、感情的に動いていると考えた方が良いでしょう。
感情的になると失敗する傾向が強くなります。損失を修正したいと思う人はいませんし、せっかく利益を出したのであれば、できるだけ早く修正したいと思うものです。
そのため、損失は大きく引き下げられる可能性が高くなります。
本番トレードで成功できない人の多くは、以下のような失敗をしがちです。
(1) 希望的観測に満ちたトレードをする傾向がある。
(2) 損切りを確認したくないという欲求から、判断力が損なわれて「損切り」が難しくなる。
3)自分の経験や失敗から作るべきトレードのルールを自分で確立することが難しい。
4)感情的なトレードを繰り返し、儲けるチャンスを逃す。
これらは、トレードで成功できない人の共通点です。
そのため、初心者になって本格的に取引を始める前に、何度も何度も「デモトレード」を試して経験を積むというステップを踏むのが良いでしょう。





























