チャート分析においてローソク足を理解することは非常に重要なことなので、FX初心者のうちにしっかりと理解しておきましょう。
ローソク足には大きく分けて「陽線」と「陰線」があります。
陽線とは、終値が始値よりも高く、通常は白や赤で表示され、上昇トレンドにあることを意味します。
陰線とは、終値が始値よりも低く、通常は黒や青で表示され、下落傾向にあることを意味します。
黒く太い線からはみ出た線を「ヒゲ」といいます。
上ヒゲは「上ヒゲ」、下ヒゲは「下ヒゲ」と呼ばれ、ヒゲの長さやトレンドのどこに現れるかによってローソク足に含まれる情報の意味が異なります。
基本パターン;ヒゲのない陽線⇒これは「下ヒゲ」とも呼ばれます。上昇トレンドが非常に強く、買いシグナルとされています。
陰の丸坊主」とも呼ばれています。下降トレンドが非常に強く、売りサインとされています。
長髭のローソク足⇒「タクリ銭」や「カラカサ」とも呼ばれます。初値よりも安く売られていたが、買い戻されて相場に戻ったことを意味します。相場の底値付近に現れた場合は、反転して価格が上昇する可能性があります。これは「買い」のサインと考えられます。
上ヒゲが長いローソク足は「カラクリ」とも呼ばれます。カラカサ」とは逆の意味です。上ヒゲの近くに出現した場合、反転して下降する可能性があります。これは「売り」のサインと考えられています。コマ⇒相場が混乱状態にあることを意味します。十字線・同時線⇒始値と終値が同じで、相場が迷走していることを示すサインです。上値や下値付近に出現した場合は、相場が反転する可能性が高いです。
ローソク足のパターンは他にもありますが、ローソク足の実体(部分)やヒゲの長さ、価格帯の高値圏や底値圏に出現したかどうかなど、FX初心者としてはローソク足の基本を学んでおく必要があります。
トレンドで判断する必要があるので、チャート分析の本などを参考にしながら、少しずつ組み合わせパターンを覚えていくのが良いと思います。





























